募金活動/自分が子供を持った時

最近わりとよく見かける、◯◯ちゃんを救う会、というやつ。

生まれ持った病気のため移植手術を受けに海外の渡航費用、手術費用、滞在費用そのたもろもろを募金によって行うという行為。

 

多分誰にも『良い』『悪い』はっきり言えないことだと思う。

『3億円あれば貧困層の子供がたくさん救えるから募金しない』もなんだか違う気がするし(実際貧困地域に募金しましょうと言ってもこんな短期間で3億円も集まらない気がするし)

必ずしも批判できないのは『もしもこれが自分の子供だったら?』という気持ちが少しあるからかもしれない。

 

私はそれでもやっぱりこういう募金はなんとなくしたくない。

以前、移植手術の本を読んだことがあって、移植手術をするということは他の誰かの死を待つということで罪悪感を持つ家族。

脳死判定により死んだとされた家族をドナーとして提供して後悔した家族の話。

 

自分のお金では手術できないから、3億円という高額を見知らぬ善意ある人々によって払ってもらうという事

 

他に先天的な病気を持っていてずっと入院している子供、生まれながらに長く生きていくのが難しい子供

 

いろいろ考えるとキリがなくて、やっぱり募金したくない気持ちになってしまう。

もちろん病気の子供はかわいそうだと思うけれど、なぜこの子だけ助かるんだろうか?という気持ちになってしまう。

 

そこで考えるのが『自分の子供が先天的な病気をもっていたら?』

おそらく、子供を持つ親のほとんどが妊娠した時はなんの問題もなく健康的な子供が生まれてくるだろうと信じて疑わない。

 

まさか長く生きられないなんて、まさか先天的な障害があるなんて…

冷静でいられる人なんでいないだろう。

 

私は子供を産むかどうかわからないけれど、もし子供を産むと決めるのはすべてのリスクを自分自身で背負う覚悟が出来てからにしよう、と思う。

 

今もユニセフやあしなが奨学金、災害の際などの募金はするようにしている。でも、昔、募金、というだけで良いものと思いお金を入れていた頃の自分に戻りたい気もする。